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HAPPINESS NOTE

都市と自然が交差するライフスタイル日記

釜山旅日記その3 ~歴史編

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良洞民俗村

■500年前の時が止まる村・良洞民俗村(ヤンドンミンソンマウル
釜山の地下鉄の始発駅である老圃洞(ノポドン)にある総合バスターミナルから高速バスで約1時間、古都「慶州(キョンジュ)」のバスターミナルに着きます。さらにそこからタクシーにのって乗って40分ほど走ると、李朝時代の伝統文化や家並みが現代までそっくり残された「良洞民俗村(ヤンドンミンソンマウル)」という集落に到着します。ここは、当時の身分階級で最上位にあたる両班(ヤンバン)が暮らしていた集落で、伝統的な両班家屋や藁葺き屋根の家160戸が昔のままのカタチで残っています。「500年の時が止まる村」とも言われている世界的に見ても希有な集落なのです。また、この集落のユニークな点は日本でよくある歴史民俗村とは違って、現在も人々の生活が普通に行われているところ。小高い丘に形成されたこの集落を散策すると、それこそ韓国の時代劇の世界に迷い込んだような気分になります。
ただ、危惧される点もあります。というのも写真でもわかるように道路整備など観光地としての整備が急ピッチで行われていた点です。車がなかった時代の集落の魅力を削ぐようなことにならなければ良いのですが、、、。
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まずは地下鉄の切符を購入
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バスに乗る前に腹ごしらえ
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高速バスの中。座席の幅が広くシートも革製!合皮ですけど(苦笑い)。それが釜山から慶州まで約550円ですから安いですね
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良洞民俗村。どこか日本の農村の風景にも通じるものがあります。入村料なんてものはありません
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チャングムが走ってきそう?
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丘の上から見下ろした風景。晴れていたら素晴らしいでしょうね

●日本に仏教をもたらした新羅の都・慶州
さて良洞民俗村をあとにして、慶州に戻ります。まずは簡単に慶州の紹介を。
紀元前57年から935年まで、なんと1000年もの間、新羅の都として栄えたのが、今回訪ねた慶州(キョンジュ)です。4世紀から7世紀の三国時代(高句麗、百済、新羅/4C~7C)を経て、朝鮮半島で初めての統一国家をつくりました。現代の大韓民国の基礎となった都だそうです。なんだか歴史の勉強みたいになっちゃいましたね(笑)。
良洞民俗村に時間を取られて慶州はあまり見学する時間がなかったのですが、この地で発掘された遺跡が全て納められいるという「国立慶州博物館」に行ってみました。博物館見学の後に韓国宮廷料理で有名な璃石宮(ヨソッグン)での夕食が待っていたので、どちらかと言えば、頭の中は宮廷料理に偏っていたのですが、展示品を一目見てびっくり仰天!先日上野で観たインカ・マヤ・アステカ展の展示品も見事でしたが、それに勝るとも劣らない文化遺産だと感じました。写真撮影が可能でしたのでその一部をご覧下さい。こんなにも素晴らしい文化が生まれた新羅という国が、仏教文化を筆頭に日本に与えた影響の大きさは、宮廷料理に心を奪われていた食いしん坊にも容易に想像できます。東アジア文化に関して我々はもっと真摯に学ぶ必要があると、素直に感じました。
古墳がいたるところにある慶州は、当然のように2000年12月に世界文化遺産(ユネスコ)に登録されています。タクシーの運ちゃんによると、春は桜が見事だとか。もう一度ゆっくりと訪ねたいと思わせる場所です。

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国立慶州博物館。韓国人のファミリーがたくさんいました
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動物の顔を模した装飾品
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これも動物やへびを取り入れた壺
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黄金の耳飾り。圧倒的なデザイン
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翡翠の勾玉がちりばめられた冠。知らなければヨーロッパのものと間違えてしまいそう。ちなみに勾玉は日本では縄文時代の遺跡から発掘されており、日本から朝鮮半島へ伝わったという説が有力だとか。大昔から日本と朝鮮半島の交流は頻繁に行われていたのですね。

※釜山のことなら釜山ナビ
http://www.pusannavi.com/

※良洞民俗村
http://www.pusannavi.com/miru/miru.php?id=1275

※両班(ヤンバン)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%A1%E7%8F%AD(wikipedia)

※新羅
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%B0%E7%BE%85(wikipedia)

※勾玉
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8B%BE%E7%8E%89 (wikipedia)
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